スキルシートの書き方

SEはスキルシートを活用すべし!

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書き方の基本

書き方の基本

基本的な書き方とは

スキルシートはSEとしての過去の実績や専門性について、採用担当者にアピールするための大切な資料です。スキルシートの書き方は原則自由ですが、書きたいことをどの程度の文章量にまとめるかは最初に決めておく必要があります。
用紙はA4サイズのものを使用し、2枚から多くても4枚程度にまとめるのが一般的です。できるだけ多くのことをアピールしたい気持ちから文章量が多くなってしまうことがありますが、読み手に負担がかからないように調整することも重要です。用紙の向きは縦横どちらでもよく、情報を直感的に読み取ることができるよう経験やスキルは箇条書きにします。論文のような長文ではなく、できるだけ短文にまとめるよう意識しましょう。
敬語や丁寧語、ですます調は必要なく、どのスキルがどのぐらいあるかは言い切り型や紋切り型で表現します。クライアントとの折衝やマネジメント経験などがあれば、技術的なスキルと一緒にもれなく記載しておきましょう。
履歴書では和暦を使っていることも多いのですが、スキルシートでは西暦を使用します。和暦は経歴が長いとひとつの文書に複数の年号が混ざる可能性があるため、西暦に統一することで文章の複雑化を防ぎます。いかなる場面であっても、「和暦が西暦かで迷ったら西暦を使用する」と覚えておくと役に立ちます。

企業名は記載しない

スキルシートに過去の業務経験や実績を記載する際は、具体的な企業名などは記載しないようにします。もし企業名を入れて具体的な業務内容を記載してしまうと、企業の守秘義務に関わる重要な業務内容を他社に伝えてしまうことになるからです。機密性の高い情報をスキルシートで公開することは、守秘義務を守れない人物であるとアピールするようなものです。十分に注意しましょう。
具体性を出すためにどうしても記載したい場合は、「外資系企業」や「大手IT企業」などと表記します。

レイアウトを整えることも重要

わかりやすくまとめたスキルシートの内容をさらに見やすくするコツは、レイアウトの調整です。全体の見た目が整っている文書は、文書を見た瞬間の第一印象が良くなります。初めてその文書を見る人にもわかりやすいようにレイアウトを工夫すると、伝えたい内容を正確に伝えることができます。ただし、自分が見てわかりやすいスキルシートでも、第三者からは複雑な内容に見えている可能性もあるので注意が必要です。
スキルシートに統一感を持たせるポイントは、行頭や行末を揃えることです。まずは大まかなレイアウトを調整してから次に細かいところを調整していくと、スキルシートの見た目をスッキリさせることができるでしょう。