スキルシートの作成手順

SEはスキルシートを活用すべし!

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作成までの手順

作成までの手順

作成の前に準備すべきこと

スキルシートとはどのようなものなのかを理解したら、次はスキルシートを作成する手順について確認しておきましょう。
スキルシートを作成する前の段階でそれまでに経験した業務やプロジェクトをすべて洗い出します。まずは担当業務とプロジェクトの参画期間、持っているスキルの3点を意識し、SEとしてどのようなことができるのかを明確にします。クライアントとの折衝やリーダー経験、マネジメント経験は魅力的なアピールポイントとなります。すべて洗い出して整理しておきましょう。
次に、経験・スキル、資格、自己PRの3カテゴリーに情報を分けて整理します。経験・スキルには、得意としている分野や業務、技術が含まれます。勉強中の言語があるなら備考欄に記載して意欲をアピールしましょう。資格はエンジニア関連の資格を正式名称で記載できるようにしておきます。経験・スキル、資格で記載しきれないことは、自己PRに織り交ぜてアピールします。ネガティブな表現にならないよう注意し、積極性や向上心を際立たせる内容にまとめることも大切です。

応募先によって書き方を調整する

フリーランスのSEに求められるスキルは、クライアントやプロジェクトごとに異なります。同じスキルシートを使い回すのではなく、求められていることにフィットするアピールポイントを選び直さなければなりません。フリーランスのSEとしてその先どのようなキャリアを見据えているかによっても、アピールポイントを変えていきましょう。
例えば、経験した分野のスキルをもっと追求していきたいならばそのスキルを習得した経緯や貢献エピソードを中心に、開発技術の向上を目指す場合は技術を習得した経緯や現在取り組んでいることなどを中心にまとめていきます。マネジメントの方向を目指すなら過去の具体的なエピソードから適性をアピールすると良いでしょう。クライアントとの折衝にチャレンジしたいなら、コミュニケーション力をアピールできる具体的なエピソードやコミュニケーション力向上のために努力してきたことなどを記載します。

テンプレートを活用する

スキルシートの書き方に迷ったら、テンプレートをダウンロードして使う方法もおすすめです。
ITスキルアップのための講座を行っている「+IT (プラスアイティー)」では、ダウンロード版に加えてスプレッドシート版のスキルシートも提供しています。