スキルシート作成のコツ

SEはスキルシートを活用すべし!

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コツと注意点

コツと注意点

弱点は長所に変えられる

フリーランスのSEが案件を受注するためには、スキルシートの自己PRを魅力的な内容にする必要があります。積極的に自分をアピールすることに対して強い苦手意識を持つ人もいますが、遠慮の気持ちは一度捨てて、堂々と自分の長所をアピールしてください。もし弱点ばかりが思い浮かんでしまうなら、その弱点をうまく長所に変えましょう。できないことばかりが思い浮かぶ場合は、「〇〇ならできる」と思えることがないか考えてみてください。自分では当たり前にできることが、実はクライアントから求められている貴重なスキルかもしれません。テクニックとしては高度ですが、「できること」と「できないこと」の両方を正直にアピールすることによってスキルと誠実さを示すことができます。

採用側から見て気になるスキルシートとは

フリーランスSEが使用するスキルシートの書き方には決まりがありません。しかし、スキルシートが読みにくければ、内容を読み込んでもらう前に印象を悪くしてしまうでしょう。スキルシートが効果を発揮するのは、しっかりと内容を読まれた後のことです。興味深く読んでもらえるスキルシートを作成するコツは、適度なオリジナル感を出すことです。とは言え、個性を強く出し過ぎてしまうのも良くありません。スキルシートをちょうど良いバランスの内容にするためには、テンプレートから大きく外れない程度に自分らしさを出していく必要があります。
スキルシートは営業ツールであり自身をプレゼンする重要な書類です。書面でどうアピールすれば良いのか迷ったら、クライアントの前でプレゼンテーションをしている自分を思い浮かべながら伝えたいことを言語化していきましょう。「見られている」という意識の中でスキルシートを作成すると読み手目線の見やすいスキルシートを作成できます。

スキルシート作成の注意点

スキルシートに誤字脱字が目立ってしまうと、手間をかけて作成した内容が台無しになってしまいます。どれだけ注意しても誤字脱字はあるものと考えて、完成したスキルシートを厳しくチェックしましょう。黙読だけだと見落としてしまうのでプリントしてから音読するなど方法を変えて確認します。難しい言葉や専門用語を多く使うのは逆効果になってしまうため、わかりやすい言葉や表現を使うように心がけましょう。

目的を見失わないようにする

フリーランスのSEにとって、スキルシートは大切な営業ツールです。目的を常に中心に置きながらスキルシートを丁寧に作成すると、相手によく伝わる魅力的なスキルシートを作成できるでしょう。